工業用高温ヒーターの専門メーカ。高温熱風 ホットエアーヒーターと光加熱(ハロゲンスポットヒーター,ラインヒーター,パネルヒーター)などを設計,製造,販売。   最高性能で短納期,低価格,多品種常備在庫                     



光加熱
 概要、取扱説明
1. スポット ヒータ
  点,円形の加熱
 φ12,φ18-40w~
 φ30,φ35-110w~
 φ60-450w~
 φ120-1kw~
 φ160-2.5kw~
2. ライン ヒータ
  線,帯状の加熱
 幅30 短焦点 F=20
 幅35 平行光 F=∞
 幅55 短焦点 F=25
 幅60 中焦点 F=50 
 幅60 平行光 F=∞
 幅65 長焦点 F=75
 空冷,その他 
. ブロック線加熱   
. ブロック面加熱   
5. 加熱用ランプ
6. 石英管ヒータ 
熱風加熱
 概要、取扱説明
. 標準品 一覧
 超小型4,6シリーズ
 小型 8 シリーズ
 チューブ付  T
 標準 Sシリーズ
 旧10,15Hシリーズ
 旧18,29Hシリーズ
 セラミックベース型
 超大型 (多連型)
. クリーン,高気密
. 超高温熱風
4. その他熱風ヒータ
*
周辺機器* 
*
1.機器一覧表
2.エアー源
3.熱風加熱 電源
4.光加熱用の電源
5.汎用電源
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* 光加熱の物理
* 光加熱の光学
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* 型名表記法
* 部品規格
(有)フィンテック 研究室







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非該当証明 電熱線選定 供給エアー圧 品質保証 熱効率 銀ロー用熱風ヒータ ハロゲンランプの知識 リクルート

                        
      ブロック化パネルヒーター  BPH    
  
    7 units

  概要

  どの様な面形状(サイズ、平面、3D面)の高温加熱でも簡単、確実、短納期で対応可能です

  従来の弊社製品は点状の加熱や線状の加熱を得意としてきましたが、面状の高温加熱は適切な
  アドバイスができない場合が多く有りました。なぜなら面状の加熱対象は形状やサイズが様々であ
  り、標準的な既成ヒーターが使えず全て特注対応になった為です。
 
  特注対応は納期が長く、コストも高かった。しかも毎回新規設計、製造になるので設計ミスや不慣れ
  な製作作業による組立ミス等でトラブルを起こし易いものでした。
 
  そこで小面積を高温加熱できる小さな標準品のブロック化パネルヒ-ターを準備しておき、用途に応
  じてそれを必要数量、適切に配置することで、どの様なご要望の加熱にも迅速に対応可能としました。 
 

 準備中

   BPH-20

 ミラー径Φ20  12v-110w 

 発売中

   BPH-55

 ミラー径Φ55  100v-1kw         

  

   特長のまとめ

  ①数kwの小さな物から数千kwの巨大な加熱装置まで、同じヒーターユニットで全て対応できます。
  ②標準品で全ての用途に対応可能。そのため短納期、低コスト、高信頼性、組込設計が容易。
  ③どのような電源電圧にも対応。超大電力でも200v,400v電源が採用可能です。
  ④ユニット単位で電圧調整が可能なので、細かい温度分布制御も可能。
  
 ブロック化パネルヒーター
 ユニット Φ55×92mm
 100v-1kw/Tc3050K
 ユニット質量 約540g
 
   点灯状態 95v 照射距離15mm 
   最高加熱温度 約900℃
   冷却水  約0.5L/min.
   冷却エアー 約30L/min 0.5kPa

7個のユニットを平面配置した一例
 
  用途、例

 ◎.定尺の鉄板(900mm×1800mm×t=1.6mm)を30秒間で500℃にしたい。

 計算

 鉄板の質量=90cm×180cm×0.16cm×7.9g/cm^3=20477g
 熱効率100%での必要電力P0=0.452J/g/K×20477g×500K÷30s=154kw
 熱効率を考慮した場合の必要電力P=154kw/0.3=513kw

 結論

 BPH-55/100v-1kwを512個使用する。16個×32個
 インフラ  電源400v-1300A(要電圧調整、スローアップ) 冷却水260L/min. 冷却エアー16m^3/min.

 検討

 放熱の影響は無視しているし、安全率(余裕)も見ていないので、目標値に少し達しない可能性有り。
 片面配置ではこれ以上のユニットを配置できない。両面から加熱が可能なら、まだまだ余裕が有る。
   
    

    
                       ユニット単体の図面           CAD図面.dwg

   

  1ユニットのみでの特性

   
 
   一つのユニットでの配光特性(距離15mm) 
 
 
     1ユニット配光状態
 
 

 
 


7ユニット円形配置の例 

  
         7ユニット円形配置タイプ背面、側面
 
    7ユニット配光状態
 

  
 
  配置の仕方と電力密度

 
 
碁盤目配置(正方形頂点配置)
 
 
千鳥配置(正三角形頂点配置)
 

  
 
  
   

 使用方法

 ①ブロックヒータユニットを必要数量、適切な配置で取り付ける。固定には背面を2本のM4ネジで固定する。
    ヒーターを適切に配置にするためには適切な取付金具を製作して使用しなくてはならない。平面配置なら
  平板に取り付けて行けば良いので、簡単である。 
 
 ②冷却水の配管を接続する。ヒーター1本当たり約0.5L/min.の常温水を流す。点灯中に冷却水が停止する
  とヒーターが焼損するので、必ず厳密なインターロックが必要である。配管はΦ4のウレタンチューブを使用
  し、全て並列接続にする。多数のヒーターに分岐するには市販のマニホールドを使用するのが便利。
 
 ③ランプの空冷のための冷却エアーを接続する。適切なマニホールド(塩ビ管で作れば簡単)等を使用して
  各ヒーターに分配する。接続にはΦ11×Φ7のシリコンゴム管を使用する。エアーはヒーター1個当たり約
  30L/min.を流す。エアー源は風圧0.5kPa以上のターボブロア等を使用する。このエアーは点灯中に停止し
  ても直ちに焼損する事は無いが、ランプ寿命を著しく縮めるので、これにもインターロックが必要である。
 
 ➃ヒーターに電源を接続する。200v電源であれば2本を直列接続して一組とする。400vであれば4本を直列
  接続したものを一組とする。三相電源の場合はこれらの接続品をΔ接続にする。つまり一組の数量の3倍
  が最少数になる。ヒーターの電力制御は基本的には位相制御とする。
 
  ハロゲンランプは10倍近い突入電流が流れるので、特に大電力の場合にはスロースタート(1~5秒間)に
  して突入電流を抑える必要が有る。ランプの断線検知が必要であれば電流監視で行う。
 
 ⑤運転中に汚れが付く環境だとヒーターの前面ガラスの清掃メンテに時間がかかる場合も有り、汚れの種類
  によっては取り除けない。この様な場合はエアーカーテン等で汚れを防ぐ。それでも汚れる場合はヒーター
  の前に保護ガラス(ネオセラムN-0など)を設置して、汚れたら交換する。
 
  このヒーターに使っているハロゲンランプは絶対的ではないが望ましい点灯方向があり、それはフィラメント
  コイルが水平になる方向となる。これさえ注意すればヒーターの照射方向に制限は全く無くなる。


    
7ユニット円形配置タイプ正面、側面     ユニットの背面

未配管状態

 

  
  

  
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