SAHD型は超高性能な発熱体「HD」を採用。従来のSAH型に較べ「サイズは半分」で「熱風温度の上限は100℃高」く,
  「耐風圧は20倍以上」。それなのに価格は同じ。SAHDなら高信頼性の+LL仕様も選択可。 (旧SAH型も継続して供給)

一覧表


専用電源
一覧表

一般電源
一覧表
最新技術 熱風加熱












HD-coil の応用
最新技術 熱風加熱
































熱電対について

   10S


SAHD-10シリーズ全部を表す共通図面仕様書



エアー入口はテーパーネジ(R1/8),(R1/4&Rc1/8)とワンタッチ継手(φ6チューブ隔壁用)があります。

熱風出口はφ12.5のストレート吹出しのA型,絞りノズルのB型,スリット状C型,ネジ接続のP型があります。
 


SUS管部を保持して取り付ける場合、図の「断熱部,保持部」を掴む様にすると保持力が高く、しかも保持金具への伝熱を少なくできます。
  

チューブフィッティングはピスコ社PMF6を標準としておりますが、スリムなPCF6やエルボ型も付ける事ができます。


標準継手のネジを追加工して取り付けます。
スリム型 /+PCF6  
エルボ型 /+PLF6

      外径 160 mm

        Back
       











 









   
  

   15S

SAHD-15シリーズ全部を表す共通図面仕様書




エアー入口はテーパーネジ(R1/8),(R1/4&Rc1/8)とワンタッチ継手(φ6チューブ隔壁用)があります。

熱風出口はφ12.5のストレート吹出しのA型,絞りノズルのB型,スリット状C型,ネジ接続のP型があります。
 


SUS管部を保持して取り付ける場合、図の「断熱部,保持部」を掴む様にすると保持力が高く、しかも保持金具への伝熱を少なくできます。
  

チューブフィッティングはピスコ社PMF6を標準としておりますが、スリムなPCF6やエルボ型も付ける事ができます。


標準継手のネジを追加工して取り付けます。
スリム型 /+PCF6  
エルボ型 /+PLF6



       外径 160 mm



         Back





最新技術 熱風加熱
HD-coil の応用
空洞ヒーター
光加熱ビデオ
熱風加熱ビデオ
熱風ヒーター特性
生産工程
熱電対について
熱風加熱計算法
熱風ヒータの寿命
熱風温度分布
無風通電したら
耐エアー圧力
コントローラ
RoHS指令対応
製品価格
電熱線の選定法
供給エアー圧
熱風ヒータ熱効率
ハロゲンランプ
会社概要
問い合わせ

 
 
  最も多く使用されているサイズの熱風ヒーター
 
  
 SAHD-10S シリーズ  金属ケースφ13, 50w〜1kw
  
 SAHD-15S シリーズ  金属ケースφ19, 650w〜1.6kw
  
   従来発熱体のSAHシリーズも生産しています(図面内に並記)

50w〜440wクラス
 10AS型
 φ13-L57mm
  吹出φ8mm
〜440w
10BS型
φ13
LT48mm
吹出φ2mm
〜440w
10CS型
φ13
LT48mm
吹出0.5×26

 650w 〜1kwクラス 10AS型 φ13-L94mm   吹出φ8mm

 1kwクラス 15PS型 φ19-L95mm  吹出M19ネジ

   
主な用途
 
各種予熱,加熱加工,ロー付け,溶接,切断,蒸発,乾燥などに超低コストで対応できます。電気,機械,自動車,半導体工業をはじめ、あらゆる工場,実験室,研究室などで多数活躍しています
 
熱風ヒータシリーズ中での位置
 
最も需要の多い50w〜1600wの範囲をカバーする品種。 従来から最も多く使用されてきた10Hシリーズ,15Hシリーズのケーシング構造を大幅改良し、更に新技術の超高密度発熱体HD-coilを採用してさらなる超小型化,耐風圧性能の大幅な向上を実現しました→ 
 
大まかな仕様
 
・・・・ 電力     50w〜1600wの範囲
エアー耐圧    0.4MPa(Pタイプ),他は0.2MPa
エアー温度  常温〜900℃(900℃は小流量時)
エアー流量  
・・ 10□S型  推奨 10〜180L/min.(圧損0.3MPa-max)
・・ 15□S型  推奨 20〜400L/min.(圧損0.3MPa-max)
 
従来品の様な覗き穴はありませんが、オプションで付ける事はできます。ただし熱効率が若干低下します。
低流量時には場合によっては根元部の金具(ベース)が過熱して許容温度200℃を超える可能性があります。その場合、それに対応した特注品を使用するか、又は外部から空冷等を行う必要があります。
 
 圧力損失についての注意事項
 
SAH型熱風ヒータは比較的圧損の大きな熱風ヒータです。また同じ太さのヒータであれば圧損はヒータの定格電力比のほぼ3〜4乗に比例して大きくなります。しかしヒータ外径を大きくすると、圧損は大幅に少なくなります。圧損はヒータ太さ比の4乗又はそれ以上に逆比例すると思ってください。
ヒータ電力が2倍になれば、圧損はざっと10倍、ヒータ径が2倍になれば、圧損はざっと1/15。
10Sシリーズ(φ13)でも1kwクラスの大電力ヒータは作れますが圧損が大きく、ご使用条件によっては0.3MPaを超えます。大流量で圧損が問題になる場合は流量に応じて15Sシリーズや、18H,29Hシリーズ等の太い径のヒータをお勧めします。 
圧損≒1.2E-3×(流量)^2×(電力) ^2 /(発熱管径)^4 [kPa]    ただし流量単位:L/min 径:φmm  (かなりアバウトです)  

  


  
 
発熱体部(いちばん下の写真)とノズル部(中央の4種類)を自由に組み合わせることができます。先端がネジのP型ノズル部を使えば、写真上段の各種ノズル,接続ネジが使えます。
 
れらパーツは標準では本体に接着,溶接等はしません。必要ならばご注文時にご指定ください。  
 
発熱体部とノズル部の組み付けは、発熱体部金具の六角部をスパナ,バイス等で挟み、ノズルを強くねじ込んでください。このとき、ノズル部のネジがほぼ見えなくなり、それ以上回らなくなるところまで締めてかまいません。(締めつけてかまいませんか、Oリング止めなので、さほど強いトルクで絞める必要はありません)。
   
Oリングの反発力があるので、通常ならば使用中にこのネジが緩むことはないですが、振動が強い等で心配な場合は、このネジ部にゆるみ止め剤や接着剤を付けて下さい。通常のご使用ならば、この部分は80℃以下ですので、ほとんどの緩み止め剤や接着剤が使えます。。 

 左:従来の発熱体(密着花巻コイル)
 右:HD-coil 超高密度発熱体
   
SAH100v-800w/15□Sタイプ用
どちらも同じ電熱線径,展開長なので、熱交換面積もほぼ等しい。

900℃の熱風を吹き出しているヒーター 200v-1kwタイプ (外径φ13)

 
 熱風出口から見た発熱体
   
サブコイル入保持リング(PAT)の採用により、発熱体とセラミック芯が高精度で中心に保持され、更にサブコイルのエアー拡散効果でエアー流が均質化し、熱風温度センサーの温度測定バラツキが改善しました。

      200v-440w発熱体比較
   
   上:従来の発熱体  下:HD-coil 発熱体
   
どちらも同じ太さの電熱線を同じ長さ巻いたもの。 同等以上の性能なのに、HD-coil(下)は半分以下のサイズです。
 


     関連情報   上段メニュ,左メニュもご参照ください。
*      項 目  Go          備 考
*旧Sシリーズ  HD-coil 採用前の10Sシリーズ
*Hシリーズ  長い歴史のあるSUS管一体型熱風ヒータ
 熱風ヒータの概要,取扱説明 *熱風ヒータの使い方の詳細があります
 熱風加熱のビデオ *ハンダを溶かす実験や木材を焼切る実験ビデオ
 熱風ヒータの特性 *熱風ヒータの電圧-流量-熱風温度-エア圧力特性など
 熱風ヒータ専用コントローラ *熱風ヒータを制御して目的の温度,流量の熱風を得る装置
 エアー源について *各種エアー源の紹介。コンプレッサ,電磁ポンプ,ロータリブロア等
 製品の価格 *ほとんど全ての製品の価格指数一覧。価格そのものではありません
 熱電対による温度測定  測定方法の詳細と、代表的な熱電対であるK熱電対とR熱電対のデータ 
 熱風ヒータの計算方法  計算によりヒータの必要電力や予想される熱風温度,必要流量等を算出
 


*   
詳細技術説明
  
Fe-Cr-Al系電熱線からなる超高密度発熱体を石英管の中に配置し、その中にエアーを流して加熱する構造の精密な熱風ヒータです。ヒータ部は金属ケースにおさめられており、堅牢で扱いやすいものです。

  
当社の従来品熱風ヒーターSAHシリーズは密着花巻コイルという技術により、1975年当時の他方式熱風ヒータに対して数分の一以下のサイズと800℃に達する高温熱風が出せるという特徴により、多くの工業用加熱分野で今日まで採用され続けてきました。
  
そして今回の新技術は、これ以上の小型化は無理と思われていたSAH発熱体の大幅な小型化(約50%)を可能にし、更に耐風圧強度(圧縮力を加えた場合の変形しにくさ)も約20倍になっています。また発熱体の小型化は熱ロスの減少にも寄与し、熱ロスが約1/2になりました。
  
この発熱体は同じ電熱線径,展開長,外径を保ったままでの寸法短縮ですので、寿命特性,圧力損失等の悪化はなく、むしろ望ましい方向に改善されています。HD発熱体は密着花巻コイル方式(SAH型)熱風ヒーターの革新的技術です。
  
従来製品をお使いの方が、従来品と同じものを希望される場合もございますので、従来品のSAH-10Sシリーズ
SAH-10HシリーズSAH-15Hシリーズも平行販売しています。
  
 
長い熱風温度センサー     オプション記号 /+S(Long)
 
サイズを小さくする必要の無い用途でもHD-coilは大きなメリットがあります。
左写真は従来サイズの金属ケースに組み込むHD仕様の発熱体部です。HD化によりスペースが余りますので、熱風温度センサーを大幅に長くする事ができます。すると発熱体部から十分離れた所の熱風温度を測定できるため、正確な熱風温度が測定できます。
なぜなら発熱体を通過した直後の熱風は、かなりの温度ムラを持っていますが、流れていくうちに混合して均一化していくからです。そのため、ヒーターを交換しても同じ設定でほぼ同じ熱風温度が得られ、ヒータ交換に伴う再調整の煩わしさを軽減します。
 
 
耐屈曲性の熱電対リード線  オプション記号 /+S(FR)
 
耐屈曲性のロボットケーブルを採用した熱電対リード線です。通常のリード線は1000回程度の曲げ伸ばしで断線する場合があります。そのため自動機の可動部分に取り付ける様な用途では、この熱電対リード線が早期に断線するトラブルが多発しがちです。
 
このケーブルはこのような用途に向けて設計された物なので、優秀な耐屈曲性を持ちます。
*
                                                                             


                         
      SAHD-10Sシリーズ 詳細データ      10S type φ13
 
   標準型SAHD-10Sシリーズ 各部寸法一覧  
 金属管部長さ 対象品種          200w〜440w 650w〜1kw *
 基本L寸     A型,P型(外ネジ) 57 94 *
 基本L寸−9mm     B,C型  48 85 *
 基本L寸+9mm     P型(内ネジ) 66 103 *
  L1寸(ベース上寸法) 52 89 *
 発熱体部全長 56 93 *
 絶縁管長 49.5 86.5 *
 発熱コイル全長の最長限度 32 66 *
 石英管全長(A型,P型) 63 100 *
 石英ノズル全長(B型,C型) 75 112 *
  
   標準型SAHD-10Sシリーズ v,wに対する発熱体詳細情報
 電圧
   v
 電力
   w 
電熱線
 φmm
電熱線
負荷
w/cm2
発熱長
  mm
絶縁管長
    mm
 発熱体部全長  適合
  L寸
   備考  
センサ付 センサ無
100v 200w φ0.30 9 18- 51 56 56 57 ****
350w φ0.40 12 30- ****
440w φ0.45 13 30- *****
*****
200v 350w φ0.26 10 30- 51 56 56 57 ***
440w φ0.29 11 30- ****
650w φ0.40 10 50- 88 93 93 94 ***
800w φ0.45 11 55- ***
1kw φ0.50 12 60- ****
  
  SAHD-10S 高信頼性,高温長寿命タイプ 

  発熱体詳細   安全設計の長寿命,高信頼性型 オプション記号 /+LL

  高密度HD-coilを採用しながら、従来品と同じ大きい金属ケースを採用して電熱線表面負荷を大幅に下げ、高信頼性
  で長寿命なヒータを実現したもの。重要な用途にはこれを採用すると安心です。
 

 電圧
   v
 電力
   w 
電熱線
 φmm
電熱線
負荷
w/cm2
発熱長
  mm
絶縁管長
    mm
 発熱体部全長  適合
  L寸
   備考
センサ付 センサ無
100v 350w φ0.50 6 46 88 95 92 94 *****
******
200v 440w φ0.35 7 52- 88 95 92 94 ****
200v 650w φ0.45 7 70- 144 149 149 150 *****















   
    SAHD-15Sシリーズ 詳細データ     15S type φ19
 
   標準型SAHD-15Sシリーズ 各部寸法一覧
 金属管部長さ 対象品種           650w 1kw  1.6kw *
 基本L寸     A型,B型,P型(外ネジ) 75 95 120 *
 基本L寸−10mm   C型 65 85 110
 基本L寸+9mm   P型(内ネジ) 84 104 129
  L1寸(ベース上寸法) 70      90 115 *
 絶縁管長 64      84  109
 発熱コイル全長の最長限度 35      55 80
 石英管全長(A型,P型) 80.5     100.5  125.5
 石英ノズル全長(B型,C型) 93.5     113.5 138.5
   
      標準型SAHD-15Sシリーズ v,wに対する発熱体詳細情報
 電圧
   v
 電力
   w 
電熱線
 φmm
電熱線
負荷
w/cm2
発熱長
  mm
絶縁管長
    mm
発熱体部全長  適合
  L寸
    備考
センサ付 センサ無
100v 650w φ0.6 12 30- 58 74 71 75 *****
100v 800w φ0.7 11 38- 78 94 91 95 ****
*****
200v 650w φ0.4 10 30- 58 74 71 75 ******
200v 1kw φ0.50 12 51- 78 94 91 95 *
200v 1.6kw φ0.70 11 75- 103 117 114 120 *
   
  
  SAHD-15S 高信頼性,高温長寿命タイプ 

  発熱体詳細   安全設計の長寿命,高信頼性型 オプション記号 /+LL
   
  高密度HD-coilを採用しながら、従来品と同じ大きい金属ケースを採用して電熱線表面負荷を大幅に下げ、高信頼性
  で長寿命なヒータを実現したもの。重要な用途にはこれを採用すると安心です。
 

 電圧
   v
 電力
   w 
電熱線
 φmm
電熱線
負荷
w/cm2
発熱長
  mm
絶縁管長
    mm
発熱体部全長  適合
  L寸
   備考
センサ付 センサ無
100v 650w φ0.75 6 56 93 118.5 115.5 120 ***
******
200v 650w φ0.45 7 50 93 118.5 115.5 120 ****
 
   
 推奨するご使用方法   SAH型熱風ヒータはエアー流量のコントロールと、熱風温度のコントロールが必要です。

 専用コントローラ  FCM−N型   これ一台でエアーと電気のコントロールをまとめて行いますので、これだけで完結です。

  掲載ページへリンク 

  熱風温度とヒーター出力(%)を指定するだけです
  かんたん操作で超高安定性です。
       ¥129800. 

   供給電源   AC100v〜240v フリー電圧
   供給エアー  圧力0.3〜0.5MPa 清浄なエアー

 
  
 上記専用コントローラのご使用を強く推奨致しますが、使われない場合は下記の様な方法でコントロールしてください。
                             
   SAHD-10Sシリーズ,SAHD-15Sシリーズの特徴のまとめ
@

新開発の超高密度発熱体HD-coilを採用
弊社従来品の約半分のサイズで同等以上の加熱性能,約20倍の耐風圧強度の発熱体。また発熱長の短縮にともなって熱ロスも約1/2に減少し、高い熱効率も獲得。
A

リード線引出し方法の改良
リード線引き出し方法を改良したので、より狭いスペースにも組込可。
B

2分割構造の採用
発熱体部とノズル部を分離構造としたので、部分交換が可能。
C

耐エアー圧力の向上
2分割できるセパレート構造を採用しながらも耐圧約4気圧(0.4MPa)を達成。 オプションで0.6MPa以上への対応も可能。
D

低分子シロキサン対策
標準で低分子シロキサン対策。電線はフッ素樹脂被覆,ゴム部品はフッ素ゴム,接着剤は耐熱エポキシ(200℃)。更に製品全体を全数150℃,10分間の熱処理
E

R熱電対に対応,2点センサも可
オプションで2点温度センサー(熱風温度と発熱体温度)対応。エアー断にも対応でき、予熱ホットスタートにも利用可。標準のK熱電対に加えR熱電対(高温用)も選択可能。高温(800℃以上)にはこのR熱電対を採用するか、又はノズル部に外付けのセンサーを設置する。
F

RoHS完全対応
RoHSに対応。また輸出規制に関して「非該当」。
G

簡易断熱構造による熱効率の向上と本体温度の低下
SUS外管と内部の石英管管の間に金属箔による簡易断熱構造を採用。これにより金属ケースの最高温度が約40℃低下。熱ロスも減少して熱効率改善

    特性 SAHD200v-440w    画像クリックで拡大
    特性 SAHD200v-1000w    画像クリックで拡大

        
注意点                                                                          
  
超高温熱風(800℃〜900℃)でご使用の場合の注意点
  
このヒータを800℃以下で使われる場合には一般的な取扱説明書をご参照ください。その場合の特性は各種実測データがあります。しかし800℃〜900℃といった超高温でご使用になる場合は、エアー流量を下げてください。特に900℃で使われる場合の推奨流量は下記です。
  
   F=0.025P         F:エアー流量[L/min.]   P:ヒータ定格電力[w]
  
例えば200v-440wヒータの場合、推奨エアー流量は約10L/min.です。供給電力は一般的には温調器を使いますので、それがコントロールしますが、実測しますと定格電力の60%程度になります。供給電圧で言えば約80%電圧になります。この時の発熱体温度は約1100℃ですので、寿命は1000時間程度と推定されます。制御方法が悪いと寿命が短くなります。制御周期0.5秒以下のサイクル制御か、又は電圧制御としてください。
  
制御の問題で温度のオーバーシュートがあると、瞬間断線もありえます。オーバーシュートの絶対発生しない安全なPID値を選択してください。
 
PID値の標準的な値はP=10,I=10,D=1です。しかし厳密にはオートチューニングしてください。ただし設定温度が高い状態でオートチューニングすると、自動調節時に設定温度よりもかなり高くなる状況が発生します。この時に断線や消耗が起こる事もありえます。そのため、オートチューニングするときは設定温度を400℃以下で行ってください。またオートチューニングで得られたPID値はセンサーの温度が理想的に立ち上がる様に調節されます。しかしその場合、温度立ち上がり時に発熱体温度が安定時温度より一時的に高くなります。これも高温設定では発熱体に悪影響しますので、オートチューニングした後でD値のみ手動で「1」にすることをお勧めします。
 
前記の流量域で熱風温度800℃以下で使われれば寿命は数千時間以上となります。また高温でのヒータ寿命は電熱線径に比例又はそれ以上で長くなります。そして線径はそのヒータの定格電流値にほぼ比例しますから、電流値の大きなヒータほど高温でも寿命が長いという傾向になります。200v-440wヒータは2.2Aですが、100v-440wヒータは4.4Aです。つまり200v仕様よりも100v仕様の方が寿命が長い(約2倍)事になります。また電力の大きなものほど線径が太くなり、寿命に有利です。
  
しかし800℃程度以上の熱風温度を得る様な条件下では、標準の内蔵温度センサー(K熱電対)では熱電対の寿命が発熱体よりもかなり短くなります。高温でもある程度の寿命を求められる場合にはR熱電対を選択されるか、又は熱電対をノズル部に外付けしたものをご使用ください。
  
上記熱風温度はこのヒータに内蔵された内部センサーによる値です。つまりノズルの内部温度という事になります。この熱風を吹きつけて加熱できる加熱対象物の温度は、内部センサーの温度よりも約100℃〜200℃低くなりますが、この差を少なくする特殊ノズルも供給できます(特注)。
  
上記の様な条件(供給電圧が定格電圧の60%〜65%)ではヒータ通電開始からの熱風温度立ち上がりに時間がかかります。温調器を使わない場合には4〜5分間もかかります。温調器を使えば立上り時に一時的に多くの電力を消費させますので、SAHはかなり短い時間で立ち上がります。

   備考

  
耐圧構造について

  
ノズル部と発熱体部の接続部に関してはフッ素ゴム製Oリングにて気密を保ちます。
  
リード引出部に関してはフッ素ゴム管を介在させることで気密を保ちます。
  
しかしテフロン(フッ素樹脂)被覆電線は接着できない材質なので、固定や漏れ防止は接着剤に頼ることができません。そこでフッ素ゴム管を針金で縛り、さらに金属ベースのテーパー部に金属線を巻き付け、強く締めつける事でゴムを変形させ電線を強く押さえ込んでいます。
  
更にその上に耐熱硬質エポキシ接着剤(200℃)を塗布する事によりゴム変形部にクサビが入った様な形となり、強固に固定されます。
  
これらの工夫により十分な耐圧力を得て強い風圧にも対抗し、外部からの電線の引っ張りに対する抵抗力も得ています。もちろん漏れも0.4MPaでほぼゼロです。
  
ただし外部から電線を引っ張るのは極力避けてください。特にセンサーのリード線は内部がφ0.2の単線なので、引っ張るとこの単線に力が伝わり、ヒータ内部のリード線接続部が引っ張られ、外れる可能性があります。
  

          リード線について                                                          

  
リード線の長さと中継,端末処理

  
Sシリーズはリード長さが電源,センサーリードとも200mmが標準となります。端子は付きません。長いリードが必要な場合や端子が必要な場合は下表の価格が加算されます。
  
200mmリードの場合、通常はここでコネクタに接続して使用します。熱電対による温度測定の場合、コネクタ挿入による測定誤差を気にされる方がおられますが、コネクタ内部に温度差が無ければどんな金属が挿入されたとしても測定誤差は発生しません。コネクタ内で数℃も温度差が出ることはほとんど無いと思いますので、よほどの精密測定でない限り、気にする必要はありません。したがって特別なコネクタ(熱電対専用)は必要無いと判断しています。
  
ただしコネクタから測定器までの接続は長いので温度差は無視できませんから、必ず補償導線又は同種の熱電対線をリード線としてご使用ください。 延長用リード線,コネクタ,端子は弊社でも各種取り揃えております。
  

   

   

   

価格

CMP12→\3000/セット

SM→\300/セット

弊社では専用コネクタは不要で、一般的なコネクタで十分と判断しております。      
   メス    オス    ピン
  熱電対専用コネクタ
 CMP12-K  耐熱140℃
    汎用コネクタ SMタイプ 耐熱85℃
  
  
 
  熱電対用リード線
    
K熱電対用リードはKの材質が安価なので、K熱電対そのものの材質で構成しています。しかしCのロボットケーブルは耐屈曲性を持たせるためにNi合金の補償導線としています。
 
R熱電対用は合金の補償導線です。
  
価格(工賃別)
@¥300/m
A¥600/m
B¥800/m
C¥1500/m

  @ K用単線
  
導体Φ0.2又はφ0.32
ガラス被覆Φ1.5
   
 A K用単線
  
導体Φ0.2又はφ0.32
テフロン被覆Φ1.5
 B R用 ヨリ線
  
導体Φ0.08×7本
テフロン被覆Φ1.5
耐屈曲性が良好 
 C K用ヨリ線
ロボットケーブル  
導体Φ0.1×7本
高強度シリコンΦ3.2
耐屈曲性が優秀
 


   図面,資料   PDFファイル。ここに戻るにはブラウザの「←戻る」を使ってください。

 図面資料名  Go  備考
 発熱体部 *公開
 金属管部(先端M12Fネジ付き) *公開
 SAH-10Sシリーズ製品図 CAD図面 *公開 DWG。右クリックし、適当な場所に保存してからOpen
 SAH-10S 内部構造 CAD図面
 SAH-15Sシリーズ製品図 CAD図面
 SAH-15S 内部構造 CAD図面 *公開   
 金属管部 10A型(ストレート)
  金属管部 10PF型(先端内ネジ)
  金属管部 10PM型(先端外ネジ)
  金属管部 15A型(ストレート)
  金属管部 15PF型(先端内ネジ)   
  金属管部 15PM型(先端外ネジ)  
 ベース部 10S R1/8 *公開 PAT.  
  ベース部 10S R1/4&Rc1/8
  ベース部 15S R1/8  
  ベース部 15S R1/4&Rc1/8  


   Back      DWGファイルの閲覧,作成用無料ソフト  ダッソー・システム社 DraftSight        



         Fintech.co.jp



























 熱風ヒーターSAH-10□S,SAH-15□Sシリーズ/超高性能,コンパクト,低価格の熱風ヒーター(熱風加熱 ホットエアーヒーター)
         Fintech.co.jp      印刷用PDF     参考:Hシリーズ  参考:(旧)Sシリーズ   

点  ・ 円 形 の 加 熱
概要,取扱説明
一覧表
外径 12,18 mm
外径 12,18 mm
外径 12,18 mm
外径 120 mm
外径 160 mm
一覧表
幅 30 焦点距離 20
幅 35 平行光 f =∞
幅 30 焦点距離 20
幅 35 平行光 f =∞
幅 30 焦点距離 20
ハロゲンパネルヒータ
ハロゲンパネルヒータ
ハロゲンランプヒータ
概要,取扱説明
概要,取扱説明
概要,取扱説明 一覧表
一覧表一覧表
一覧表
一覧表
一覧表
一覧表
一覧表
概要,取扱説明 一覧表
一覧表一覧表
概要,取扱説明
概要,取扱説明 一覧表
一覧表
一覧表
概要,取扱説明 一覧表
一覧表
一覧表
概要,取扱説明 一覧表
一覧表
一覧表一覧表一覧表一覧表
概要,取扱説明 一覧表
一覧表
一覧表一覧表

















    












     












     Back











































































    









Back
    



     































































































 
     















































    



















     






















      





















































     Back













































































































































     Back


























































































     Back



























































































     Back