News!SAHD型は超高性能な発熱体「HD」採用。従来のSAH型に較べ「サイズは半分」で「熱風温度の上限は100℃高」く
               「耐風圧は20倍以上」。それなのに価格は同じ。SAHDなら高信頼性の+LL仕様も選択可。(旧SAH型も継続供給)

  超高性能,大容量コンパクト,低価格の熱風ヒーター (熱風加熱 ホットエアーヒーター)   Fintech.co.jp

   大容量コンパクトタイプ熱風ヒーター (6セグメントタイプ)
  
                                  5kw〜30kw以上 
  
  
超高性能発熱体HD採用品種    従来発熱体のSAHシリーズも生産しています(図面に並記)
         
6セグメント型は大容量のエアーヒータで、しかも寸法の短い事が要求される場合に適した構造です。
 
基本構造は6本のエアーヒータを金属ケース内部で並列配置した構造です。さらに超高性能発熱体HD-coilの採用により、同サイズで約2倍の電力容量になり発熱体の耐風圧も約20倍になりました。 
  
低コストを実現したヒータで、しかもヒータがコンパクトなため、それを組み込む機械設備なども小さくて済み、トータルコストを大幅に小さくできます。そのため、3kw以上ではこのタイプが主流になっています。
  
大容量のものも容易に製作でき50kwを超える容量のエアーヒータも製作可能です。軽量なのも特徴で、30kwタイプでも片手で持てます。10kwタイプは約1.3kg,6kwタイプは約0.8kg,3kwタイプが約0.55kgです(1mの電線重量含む)。
  
また6本のヒータの並列接続という構成上、各種の電源仕様に対応可能です。(外部結線の変更のみで各種電圧の三相電源,単相電源に対応可)。
    
 大容量コンパクト(6セグメント)タイプの分類と図面およびデータ 一覧表   
 
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   分類
     代表的な型名等
       備考  
   1〜5kwのヒータ   SAHD□v-□w/10*6PH/+S  φ38。6セグメントタイプでは最小 
  このΦ38シリーズの3kw以下は廃止の方向です 
   6〜18kwのヒータ  SAHD□v-□w/15*6PH/+S      φ50
   12〜24kwのヒータ  SAHD□v-□w/18*6PH/+S  φ60.5       
   18〜30kw以上のヒータ  SAHD□v-□w/29*6PH/+S  φ101.6
   接続図 6本リード   参考図      独立した3組のヒータ 
   特性データ   実測データ      電圧-流量-熱風温度-圧力損失     
 

    CAD図面(.dwg) ダウンロード

 
   
SAH□v-□w/18×6PH/M58F-M58F
SAH□v-4.5〜9kw/15×6PH/M48F-M48F/L215
SAH□v-2kw/15×6PH/M48F-M48F/L165
SAH□v-□w/15×6PH/M48F-M48F
SAH220v-12kw/18×6PH/M58F-M58F/+2S/L300
SAH220v-12kw/15×6PH/M48F-M48F/+2S/L215
SAH220v-3kw/15×6PH/M48F-M48F/+2S/S,P1m
SAH20v-6kw/38PH/(R3/8-R3/8)/+S/S,P1m
SAH210v-10kw/18×6PH/Φ12-R1-1/2/+2S
SAH200v-9kw/18×6PH/(R1/2-R1/2)/+S
SAH200v-9kw/18×6PH/Rc1-Rc1/+2S/P,S1m
SAH220v-6kw/15×6PH/L150/M48F-M48F/+2S
SAH220v-3kw/15×6PH/(RC1/2-RC1)/+2S
SAH220v-6kw/15×6PH/(Rc1/2-Rc1)/+2S
SAH380v-3kw/15×6PH/M48F-M48F/+2S
SAH200v-6kw/15×6PH/+2S
SAH200v-3kw/15×6PH/M48F-M48F/+2S
SAH220v-5kw/10×6PH/L193/Rc1-Rc1/+S
SAH400v-6kw/18×6PH/+LL/M58F-M58F/+S
SAH220v-3kw/15×6PH/(R3/8-R3/8)+2S/S,P1m
SAHD440v-30kw/29×6PH/JIS10kフランジ/+2S
SAHD220v-18kw/30×6FH/+2S
 
 
   他のファイル型式が必要な場合はご相談ください。→asada@fintech.co.jp
 
 

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  6セグメントタイプで、容量が1kw〜5kw程度のヒータ 
 
このヒータは内部に6本のヒータエレメントを持っていても、内部で結線して外部に引き出すのは2本の線(単相)又は3本の線(三相)となります。
 
熱風出口はネジ接続型になります。通常はSUS管内面に切った内ネジです。これにはオプションで各種ネジ,ノズルを組合わせることができます。 これらのパーツは標準では本体に接着や溶接等をしません。必要ならばご注文時にご指定ください。 ネジを接着すれば、ほぼ漏れは無くなります。但し完全を望まれる場合はTig溶接にする必要があります。 

 
(注)10×6PHシリーズの1kw〜3kw品は短い事が要求される場合のために存在していましたが、SAHDタイプ(HD
   コイル仕様)の完成により、その存在理由がほぼ無くなりました。このシリーズは3kw以下の電力容量でも価格
   は5kwと同じになります。3kw以下であれば通常のSAHD1本ヒーター仕様品をお勧めします。

 
 
上記熱風ヒータ10×6PHシリーズの特殊仕様として、更に小型化した特殊品種 2.5kw又は1.2kw     
 
SAHD200v-2.5kw/10×6PH
 サイズはφ38×75mm(ネジ除く)
 
SAH200v-1.2kw/10×6PH サイズはφ38×75mm(ネジ除く)
 








必要電力P[w]の算出
 P≒0.02×F×(To-Ti)×100/E

熱風温度To [℃]の算出
To≒(50×P×E/100/F)+Ti

エアー流量F [L/min]の算出
F≒50×P×E/100/(To-Ti)

上記式の記号の意味は下記
 
 Ti::エアー入口温度 [℃]
 To: 熱風温度 [℃]
 F:エアー流量 [L/min]
 E::熱効率 [%]
 P:必要電力 [w]













シリコン接着剤部とは金属ケース(SUS304 Tube)のエアー入口側から約40mmの範囲です。

この部分の温度は180℃以下である必要があります。エアーが低流量時に、特に注意が必要です。 

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  φ50タイプ 6セグメントタイプで、容量が6〜18kw程度のヒータ  15×6PHシリーズ
  
このヒータは内部に6本のヒータエレメントを持っているが、内部で2本づつにまとめて結線して外部に引き出すので、リード線は6本となる。 
  
外部から見ると完全に独立した3本のヒータエレメントがあるのと同じであり、後記する結線方法により、各種の電源に対応できる。
  
φ50×165mmタイプの本体質量 約550g, φ50×215mmタイプの本体質量 約800g
 
 
外部とのエアー配管接続は接続用金具をその都度製作する。パイプ内径にM48-P1.0がきってあるので、これにねじ込む。エアー入り口側は低温なので、シリコン系の接着剤をネジに塗布しておけば良い。
 
熱風出口側は無機接着剤(アロンセラミックDなど)を塗布してねじ込めば、ほぼ漏れは止まるが完全ではない。完全が求められる場合にはねじ込んだ上で溶接する。熱風出口側なら完成品ヒータにTIG溶接しても問題はない。
 
◎特性測定データ → SAH200v-6kw/15*6PHの特性データ
製造マニュアル
 

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  φ60タイプ  6セグメントタイプで、容量が12〜24kw程度のヒータ    18×6PH
 
外部とのエアー配管接続は接続用金具をその都度製作する。パイプ内径にM58-P1.0がきってあるので、これにねじ込む。エアー入り口側は低温なので、シリコン系の接着剤などをネジに塗布しておけば良い。
 
熱風出口側は無機接着剤(アロンセラミックなど)を塗布してねじ込めば、ほぼ漏れは止まるが、完全ではない。完全が求められる場合にはねじ込んだ上で溶接する。熱風出口側なら完成品ヒータにTIG溶接しても問題はない。
 

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  6セグメントタイプで、容量が18kw〜30kw程度のヒータ
 
このヒータは内部に6本のヒータエレメントを持っているが、内部で2本づつにまとめて結線して外部に引き出しているのでリード線は6本となる。 
 
外部から見ると完全に独立した3本のヒータエレメントがあるのと同じであり、後記する結線方法により、各種の電源に対応できる。
 
 
  ※ 30kwクラスは電源電圧を400v又は440vにしてください。これは電流容量の制限が31Aであるためです。それが
    できない場合は特注仕様で引出し電線を太くするか、12本の線で引き出す方式(片側6本×2)になります。

 
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 推奨するご使用方法   SAH型熱風ヒータはエアー流量のコントロールと、熱風温度のコントロールが必要です。
 流量コントローラ  低コスト  調整バルブ付きフロート式流量計
 
アナログですが、最低限の機能は備えています
 
10〜100L/min,5〜50L/min,1〜10L/min
¥15000.
 
 高性能  マスフローコントローラ
 
デジタル設定、デジタル表示で精密な流量制御
流量の外部制御も可能
流量L/min @3〜100,A0.6〜20,B0.15〜5
¥85000〜
 
 
 温度コントローラ
 
         詳細仕様
       AHC-2取説
 熱風温度コントローラ AHC-2
 
PID制御による高速サイクル制御
エアー断時にも過熱防止回路で焼損防止
(熱風ヒータは2本センサータイプを使用)
供給電源 100v〜240v 負荷電流10A-max.
   
 
 一体型コントローラ
 
 エアー制御と熱風温度制御
 を統合
 
 一体型コントローラ 各種 

流量制御 フロート式又はマスフローコントローラ
温度制御 PID高速サイクル制御+SSR
外部制御,過熱防止その他安全装置   

    
 
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リード線の長さと中継,端末処理

 
Sシリーズはリード長さが電源,センサーリードとも200mmが標準となります。端子は付きません。長いリードが必要な場合や端子が必要な場合は下表の価格が加算されます。
 
200mmリードの場合、通常はここでコネクタに接続して使用します。熱電対による温度測定の場合、コネクタ挿入による測定誤差を気にされる方がおられますが、コネクタ内部に温度差が無ければどんな金属が挿入されたとしても測定誤差は発生しません。コネクタ内で数℃も温度差が出ることはほとんど無いと思いますので、よほどの精密測定でない限り、気にする必要はありません。したがって特別なコネクタ(熱電対専用)は必要無いと判断しています。
 
ただしコネクタから測定器までの接続は長いので温度差は無視できませんから、必ず補償導線又は同種の熱電対線をリード線としてご使用ください。 延長用リード線,コネクタ,端子は弊社でも各種取り揃えております。
 

   

   

   
 
価格
 
CMP12→\3000/セット
 
SM→\300/セット
 
弊社では専用コネクタは不要で、一般的なコネクタで十分と判断しております。      
   メス    オス    ピン
  熱電対専用コネクタ
 CMP12-K  耐熱140℃
    汎用コネクタ SMタイプ 耐熱85℃
 
 
 
  熱電対用リード線
 
K熱電対用リードはKの材質が安価なので、K熱電対そのものの材質で構成しています。しかしCのロボットケーブルは耐屈曲性を持たせるためにNi合金の補償導線としています。
 
R熱電対用は合金の補償導線です。
 
価格(工賃別)
@¥300/m
A¥600/m
B¥800/m
C¥1500/m
 
  @ K用単線
 
導体Φ0.2又はφ0.32
ガラス被覆Φ1.5
   
 A K用単線
 
導体Φ0.2又はφ0.32
テフロン被覆Φ1.5
 B R用 ヨリ線
 
導体Φ0.08×7本
テフロン被覆Φ1.5
耐屈曲性が良好 
 C K用ヨリ線
ロボットケーブル  
導体Φ0.1×7本
高強度シリコンΦ3.2
耐屈曲性が優秀
 

 
 
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