工業用ヒーターの研究、開発、設計、製造、販売まで行うフィンテック

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フィンテックは工業、研究分野での高温加熱技術に特化した専門メーカーです。加熱方法は光(ランプ)による方法、熱風による方法を特に深く探求し、世界的にも突出したレベルに進化させております。ハロゲンランプ, 遠赤ヒータによる集光加熱分野では世界一の品種構成と高性能で、あらゆるご要望にお応えします。

熱風加熱分野ではガスバーナーに匹敵する1000℃に達する高温を従来品の1/10のサイズで実現しました。品種構成の多様さも加え圧倒的に世界一の競争力を誇ります。そしてそれらは超高性能なのはもちろん高信頼性で、かつ低価格、短納期です。

フィンテックヒーター製品の概要

光加熱スポットヒータ(点加熱)/fintech フィンテック

光加熱スポットヒータ(点加熱)

熱光源はハロゲンランプや遠赤ヒーターです。反射鏡を組合せ高効率で1500℃に達する超クリーンな点、円形の加熱を実現。光加熱の最大の特徴は真空中のワークでも高温加熱できることです。

ミラー径 電力範囲など GO
Φ12,Φ18   20w〜40w
Φ30,Φ35      75w〜110w
Φ60㎜    150w〜450w
Φ120㎜  500w〜1200w
Φ160㎜ 2000w〜2500w
光加熱取扱説明  光加熱の物理学 
光加熱の光学  カタログ 
各種物性一覧 
光加熱LINEヒーター(線加熱)/fintech フィンテック

光加熱ラインヒーター(線加熱)

熱光源はハロゲンランプや遠赤ヒーターです。反射鏡を組合せ高効率で1500℃に達する超クリーンな線状、帯状加熱を実現。ブロックラインヒータはブロック化ラインヒータを繋ぎ合わせる事により、長さの制限がなくなりました。

幅  長さ 焦点距離 備考 GO
30㎜ 〜1000㎜ 20㎜ 短焦点
35㎜ 〜1000㎜  ∞ 平行光
55㎜ 〜2000㎜ 25㎜ 短焦点
60㎜ 〜2000㎜ 50㎜ 中焦点
60㎜ 〜2000㎜  ∞ 平行光
65㎜ 〜2000㎜ 75㎜ 長焦点
65㎜  無制限 30㎜ ブロック化
光加熱パネルヒータ(面加熱)/fintech フィンテック

光加熱パネルヒータ(面加熱)

熱光源はハロゲンランプです。反射鏡を組合せたブロックパネルヒータを縦横に並べ、どのような形状の面でも加熱できます。

光加熱スポットヒータ(点加熱)/fintech フィンテック

単体のヒータ 

金属の高温加熱に強いハロゲンランプヒータと樹脂やガラスの加熱に適した遠赤ヒータがあります。主にスポットヒータやラインヒータに組み込まれます。

熱風加熱ヒータ(標準品) フィンテック

熱風加熱ヒータ(標準品)

SAH型は密着花巻コイル採用で超コンパクトで800℃の熱風を発生します。
SAHD型はHDコイル(PAT.P)採用のスーパーヒータであり、1000℃が可能で同サイズのSAH型比4倍のパワー(電力)です。

Type ケース外径、電力範囲  GO
4M、6M型 Φ4, Φ8    ~300w
8H型 Φ10.5  〜1400w
最も標準的
10S~23S型
Φ13, Φ19, Φ22, Φ28
         60w〜9000w
10H, 15H型 Φ13, Φ19 〜1000w
18H, 29H型 Φ22, Φ34 〜5000w

熱風加熱取扱説明  熱風加熱計算 
熱電対について  色々なエアー源 
耐圧力について  エアーヒータ寿命 
無風での通電  熱効率について 
熱風加熱ヒータ(標準品) フィンテック

熱風加熱ヒータ(特殊用途品)

  • 超クリーンな熱風が欲しい
  • 真空引きに耐える高気密性の熱風ヒーターが欲しい
  • 電線が露出するのは安全上好ましくない
  • セラミックケースのヒーターが欲しい

などのご要望にお応えします。

Type 構造、特徴 GO
CLH型 石英封入発熱体、クリーン
ATH型 真空引き可能な高気密性
Tシリーズ
電線が見えず安全
Gシリーズ セラミックケースタイプ
その他 銀ロー付けスペシャル等

上記以外にも特殊用途品のご相談には積極的に対応させていただいております。お気軽にご相談ください。

周辺機器 フィンテック

周辺機器

これらはFintechの高性能ヒーターを最適な条件で稼働させるためのコントローラ等の補機です。

光加熱ヒータ等の駆動用電源

型名 対象のランプヒータ GO
HLC-LN 12V, 24V-150Wまで
HLC-MN 24V, 36V-450Wまで
HLC-HN
200V, 240V-6KWまで

熱風ヒータのコントローラ

型名等 内容の説明 GO
AHC-2 熱風温度の自動調節
FCM-N 生産終了
FCM-NR  熱風, 風量 更新予定
汎用エアー源 市販エアー源のご紹介
汎用電源 市販電源のご紹介

加熱に必要な基礎知識

加熱するという目的を達成するには、やみくもにトライしても失敗することが多々あります。下記の様な正確なデータと熱計算の専門知識、現場経験が必要です。この点でもフィンテックにご相談ください。必ず良い結果をお約束します。

タイトル 内容 GO
光加熱の物理 主に光加熱の基礎知識
光加熱の光学 加熱用反射光学系の解説
各種物性一覧 よく使う物質のデータ
各種データ集 様々なデータを集めました
技術アプリ集 自社開発の技術計算ソフト


製品の図面、基準等

フィンテック製品の型名表記方法や製品、部品の図面、仕様を一部ですが公開しています。

製品型名の表記方法
標準的に使用している部品の簡易図面
製造仕様書の例
製造図面のダウンロード

ビデオコーナー

銀ロー付 200V-1kwヒータ
アルミロー付 
FCMコントローラと高温熱風ヒータ
熱風ヒータ各種温度での実験
1000℃熱風ヒータ実験 200V-1kw
1000℃熱風ヒータ実験 240V-9kw
熱風ヒータ用細線巻線機 社内設備
太線(Φ2前後)巻線機 社内設備





写真コーナー(準備中)

光加熱スポットヒータ
光加熱ラインヒータ
光加熱パネルヒータ
熱風加熱 標準タイプ
熱風加熱 特殊タイプ

広がる用途、フィンテックでなければ出来ない事

フィンテック熱風ヒータのアドバンテージ

熱風ヒータの特徴は広く知られるところです。その主な特徴は加熱対象による加熱効率の差が少ない、熱風が回り込むので複雑形状のワーク加熱に対しても有効、タフで悪環境にも強い、などがあります。

フィンテック熱風ヒータは「他社では困難な約1000℃の熱風も出せる」「熱出力に対して圧倒的に世界一コンパクトである」「この分野では世界一多様な標準品種構成を持つ」といった優位性があります。

例えば、大型の金型の加熱などでは大量の熱が必要です。それに加えて熱したい温度と加熱する熱風との温度差が大きくないと効率よく加熱できません。大きな温度差により熱の移動が大きくなり急速加熱が可能になります。

例えば金型を400℃に加熱したい場合、600℃の熱風では温度差が200℃です。それに対しフィンテック熱風ヒータの1000℃熱風を使うと温度差が600℃になります。これは約3倍の温度上昇速度の差になり、圧倒的です。

ちなみに従来使われていたガスバーナーは1400℃程度あります。フィンテック熱風ヒーターでもこれにはかないません。しかし、何とか使っていただけるレベルの様です。それに比べ通常の熱風ヒーター等では温度上昇速度が遅すぎ、ガスバーナーの代替にはならないという事です。

更に銀ロー付けの場合は750℃程度に加熱することが要求され、その場合の熱風温度は最低でも950℃程度が必要です。そうなるとフィンテック熱風ヒータしか選択肢が無くなります。

世界的に高まる環境負荷の低減、温暖化ガスの排出規制の流れの中で、天然ガスやLPGの使用も制限されます。そのため今後の工業加熱分野ではフィンテック熱風ヒーターは欠かせないキーパーツになっています。

フィンテック光加熱ヒーターのアドバンテージ

光加熱(ハロゲンランプ、遠赤ヒータ、カーボンランプが熱光源)の特徴、優位性は広く知られるところです。超クリーンな非接触加熱であり、熱媒体が不要なので真空中のワークを加熱することもできます。フィンテック光加熱ヒータ製品はこれらに反射鏡を組み合わせて高効率のヒータ製品に仕上げています。

優れた機能を持つ光加熱ヒータですが、現場の要求に答えるには様々な要求に合わせた製品を提供する必要があります。しかしこれは容易ではなく、従来は多くの場合、特注製作での対応になっていました。しかしこれは長い納期と失敗のリスクを抱え、多大なコストもかかりました。

これに対し、フィンテックでは様々なヒータ製品を標準シリーズ化し、更にブロック化ヒーターの技術も加え、必要な時に最適なヒーター製品を短納期、低コストで提供出来る体制を整えています。